妊婦様へ
このページに来られた方はご自分や赤ちゃんの体の状態
に対しての意識が高い方だと思いますので、長いですが
是非読んでください!
妊娠中の方に多い悩みとして次のような事が挙げられると思います
- つわり
- 腰痛
- 頭痛
- むくみ
- 逆子
- 精神的不安
- 不定愁訴
これらの症状は原因が特定できない場合も結構多く、そうなると時期が時期だけに薬には頼れないの
で精神的不安が増大するという悪循環に陥ったりします。
しかしながら
実際の原因は女性ホルモンとそれの分泌増加による筋力低下によるものであることが多いんですね。
その悪さをする(でも必要で重要なのですよ)ホルモンの名前は・・・
リラキシン!!
といいます。
ここからはQ&A方式で行きますね
リラキシンって何?
女性(卵巣)ホルモンの一種です。
分泌時期は?
月経前と妊娠か3ヶ月~出産後2、3日までです。
役割は?
関節を緩めます。
骨盤がスムーズに開くように靭帯や腱を緩めるのです。
2500g~3500g程の赤ちゃんが産道を通れるように骨盤周囲を緩めて
くれるんですね。・・・成程、コレは大切ですね。
ただ、その緩める効果が問題も引き起こします!!
リラキシンは骨盤周りだけでなく、体中の関節の靭帯や腱を緩めてしまう・・・
とういことは、体中の関節が緩むという事になってしまいます。
それでそれで?
関節が緩んだ時に靭帯や腱の代わりになるのが筋肉で、筋肉が良い状態であれば
充分関節を支えてくれます。
それだったら大丈夫じゃないの?
それが残念ながら大丈夫ではないのですよ。
昔ほど家事労働で筋肉を使わなくなった現代女性の筋力ではなかなか緩んでしまった
関節を支えることが出来ない場合が多いのです。
じゃあどうなっちゃうの?
緩んだ筋肉では体をうまく支えられないし、筋肉にも負担がかかってきます。
そうすると筋肉が疲労して硬くなりますね。
そして硬くなったところで体液の循環も滞り、様々な不調や痛みが出現する原因になります。
他には?
尿漏れの原因にもなります。
胎児が成長してきて膀胱などを圧迫するのもあるのですが、骨盤底筋群と呼ばれる
骨盤の下でハンモック状になって内臓を支えている筋肉もリラキシンの影響で緩んでくるんですね。
以上のことを踏まえて当接骨院では
筋肉の疲労を取り除く事
体液の循環を改善させる
の2点に主眼を置いて施術をさせていただきます。
どんな施術をするの?
私の施術(特に妊婦さんに対して)は腰が痛いから腰を、肩が痛いから肩をというような施術ではありません。
ごくごく弱い刺激で全身の循環の改善と筋肉のバランスを整える手技を行います。
具体的な表現は難しいですが、風船が割れない程度の力を加える感じですね。
それでもやっぱり心配です
そう言われる方、特に安定期に入る前の方はやはり診察してもらっている産婦人科の先生に相談する方がいいかもしれないですね。
ただ当接骨院は初診時に付き添いの方(配偶者、親御さんなど)一名は一緒に中に入ってもらって施術しているところを見てもらったり質問していただいても構いませんので、その点では少しながらも安心していただけるかと思います。
他にも何かしてくれるの?
産後のエクササイズ(骨盤底筋群含む)の指導や骨盤調整などもやっております。
産後のお母さんの体調は赤ちゃんにとっても大事なことですので継続して体のメンテナンスをすることをお勧めします。
最後に
この手技を通して一人でも多く妊婦さんが楽に笑顔で過ごせるようになればいいなと思っております。
それとこれから生まれてくる命に関われる仕事が出来るというのは幸せだなとも思います。
疑問質問等ありましたらお気軽に℡でも✉でもお問い合わせください。